第1回 UPAF日本短編特集

UPAF初の日本短編特集公募に、72作品ものご応募をいただきました。ありがとうございます。たくさんの方が映画を自主制作されていることを知り、元気をいただきました。その中から5作品を選び、輝かしい第一回宇野港芸術映画座日本短編特集として上映します。全世界配信のため、英語キャプション字幕付きの配信上映です。

配信日程:2020年9月18日 0:00 − 22日 24:00(シルバーウィークの金土日月火) 。この期間内に視聴開始後、72時間視聴できます。1000円。5人の新鋭インディー監督とのQ&A、9月21日(月、敬老の日)11:00AM〜にもぜひご参加ください! [ Q&Aに参加希望の方はこちらからご登録 ]

「第1回 UPAF日本短編特集」をVimeoで鑑賞する(*予約受付中)

お得な日本国内からの映画祭パス(3プログラムで ¥1500)、日本国外からの映画祭パス(2プログラムで $12 )もあります。

視聴後には観客賞への投票も、よろしくお願いします!


此処に住むの素敵

2020年、日本、23分、ドラマ、カラー、日本語(英語キャプション字幕付き上映)
監督:団塚 唯我(ダンヅカ ユイガ)

「夢の中で、天国に来てしまうことがあるらしい。」菜摘がある日目覚めると、そこは横須賀で、小学校の時交通事故で亡くなった旧友、酒井がいた。シュールな世界観と計算された映画のフレームの中で、現代日本に生きる若者たちの姿がリアルに感じられる、不思議な作品。

団塚唯我監督
1998年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部中退。映画美学校フィクションコース22期修了。
『愛をたむけるよ』が第24回ながおか映画祭にてグランプリ受賞他、いくつかの映画祭に入選。本作品は、8月の門真国際映画祭で優秀作品賞と優秀主演男優賞を受賞。


露の世

2019年、日本/アメリカ、2分、アニメーション、カラー、英語と日本語対応
監督:安永 佳織 (ヤスナガ カオリ)

私が生まれて初めて我が家にやって来た日に撮られた一枚の写真があります。布団の中で眠る赤ん坊の私を祖父は座ってじっと見つめています。それから20年が経って、ある晩不思議な夢を見ました。夢の中で目を開けると私のすぐ隣に祖父が横たわっていました。まばらに生えた髭が、手を伸ばせば触ることのできるかのように鮮明に見えました。安らかに眠っているように見える祖父を、私は夢の中でじっと見つめていました。

安永佳織監督
Rhode Island School of Designというアメリカの大学で映像制作を勉強しています。現在大学4年生です。


マイ・ツイート・メモリー

2013年、日本、 30分、ドラマ、カラー、日本語(英語キャプション字幕付き)
監督:松本卓也(マツモト タクヤ)

ヨシオとマサミは東京で同棲中の元・恋人同士。別れて半年程経つのに、ヨシオはマサミの部屋を出ていかず居候状態。人付き合いの苦手なヨシオは、部屋に寄生しSNS依存気味。マサミは、そんなヨシオに出て行って欲しいのだが言い出せず、心配している。依存するカップルを描く、アラサー男女のソーシャル恋愛物語。

松本卓也監督
東京都出身。映像製作団体「シネマ健康会」代表。約10年間、お笑いコンビとして活動していたが、相方にふられ解散。その後、独学で映像制作の道へ。商業映画も手掛けつつ、独立プロダクション形式で本当に作りたい、伝えたい作品を自主制作。オリジナリティ溢れる作品の創作を目指す。


なぜ今私はここにいる

2020年、日本/中国、15分、ドキュメンタリー、カラー、日本語(英語/日本語/北京語字幕付き)
監督:エン・シャクカン

日本に来てから、自身のバックグラウンドが浮かび上がり、中国のことや自分のことをもっと客観的に見ることになった。突然違和感を覚えて、自分はなぜ今日本にいるのか、自問自答することが日常になった。90年代から日本にバイトにやってくる中国人が増え、私の両親も昔、日本に住んだことがあった。留学とバイトが今と昔の状況の違いであることに気づいて、今と過去を比べながら、実験的ドキュメントをした。これからの未来への不安を含めて、自分への質問に対する答えを探した。

エン・シャクカン監督
1998年 上海生まれ 2017年武蔵野美術大学入学
自身が感じたことをメインとして、日常生活から生まれた自分なりの『ストーリー』と『偶然性』を合わせ、いろなメデイアを試し、自分が今まで体験した世界の自分なりのリアリテイを再現するため、作品を作っている。


2019年、日本、16分40秒、アニメーション、カラー、日本語(英語キャプション字幕付き)
監督:山本 翔(ヤマモト ショウ)

醜い姿のケゴールは絵を描きながら祖母と二人暮らしていた。信心深い祖母とは異なり、自身の醜さから神の存在に懐疑的なケゴールだったが、ある時信心深い少女デーコリアと出会い、信仰の意義について考え始める。美醜と信仰をテーマに、全て鉛筆で描かれたアニメーション作品です。作者自身の身体に纏わる不全感を主人公に託し、架空の宗教を設定して神に問う事で、この世界に生来の容姿の醜さが存在する事の意義を描きました。

山本翔監督
武蔵野美術大学卒業。映像、油絵、電子音楽等を一人で制作しています。
過去作品『lifeforms』(2008)は、平成20年度武蔵野美術大学卒業制作展優秀賞。また、『いみをさがそう』(2013)は以下を受賞:
那須国際短編映画祭2013グランプリ
札幌国際短編映画祭2014入選
ひめじ国際短編映画祭2014入選
調布映画祭2014入選